最近ではセーターのことをニットと呼ぶ機会が増えているので、ニットとセーターの違いは何か気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ニットとセーターの違いを解説した上で、オススメのニットアイテム5選をご紹介しています。ニットをうまく活用したワンランク上のコーディネートができるように、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
1.ニットとセーターの違いとは？
ニットは素材を指すのに対して、セーターはさまざまなアイテムの中でも、ニット素材で仕立てたトップスを意味します。ニットとセーターという言葉は混同しやすいですが、ニットという言葉の中に、セーターが含まれているのです。どういうことなのか、具体的にご紹介します。
1-1.ニット
ニットとは、ニットとは、「編まれたもの、編まれた製品」を意味し、編んでいくことで作られる生地や素材のことをいいます。ふわふわのウールやカシミヤの毛糸で編まれたニットは保温性が高くて冬場に重宝しますし、さらっとした手触りの糸で編まれたサマーニットは、夏でも快適でおしゃれアイテムとして欠かせません。
1-2.セーター
一方で、セーターとは数あるニットアイテムのうち、トップスのことを指します。しかし、前開きの場合はセーターとは呼ばず、「カーディガン」と呼んで区別されています。また、ワンピースになっているものは「ニットワンピース」、と呼びます。
このようにセーターは、ニットでできた前開きではないトップス（プルオーバーともいう）のことをいいます。そのため、もしお手持ちのトップスをセーターと呼んでもいいのか迷うときには、「ニット」と呼んでも良いでしょう。
2.取り入れたい！オススメのニットアイテム5選
ニットとセーターの違いがわかったところで、機能的で見た目にもおしゃれなニットアイテムを5つご紹介します。ワンランク上のコーディネートができるように、ぜひ取り入れてみてください。
2-1.ニットカーディガン
肌寒いときにさっと羽織れる「ニットカーディガン」は、活躍するシーズンの長いニットアイテムのひとつです。ざっくりとした編み目のゆったりしたシルエットのカーディガンを選べば、ニットならではの柔らかな質感を最大限に活かしたカジュアルな雰囲気を醸し出すことができます。一方で編み目が詰まっているタイトなシルエットのカーディガンのボタンをすべて閉めて着れば、清潔感のあるよそ行きコーディネートに仕上がります。
2-2.ニットロングカーディガン
最近人気が高まっているのが、「ニットロングカーディガン」です。シンプルなコーディネートでもそこにロングカーディガンを羽織るだけで、洗練された着こなしへと変わります。オーバーサイズのロングカーディガンを取り入れるなら、グレーやオフホワイトといったベーシックなカラーを選ぶのがオススメです。目立つカラーは小物で取り入れることで、上品なコーディネートに仕上がるでしょう。
2-3.ニットパンツ
「ニットパンツ」は、履いたときの着心地のよさに驚いて、リピートする人が多いニットアイテムのひとつです。しかし、ゆったりとしたシルエットのセーターとニットパンツを組み合わせると野暮ったく見えてしまいがちなので、要注意です。どちらかをタイトなアイテムに変えるか、ベルトでウエストマークするなどしてメリハリのあるコーディネートを意識しましょう。
2-4.ニットスカート
冬場にスカートをはいたときの冷えに悩まされている女性は多いと思いますが、「ニットスカート」を履けば、暖かく過ごせます。とくに縦筋が美しいリブ編みのニットスカートを選ぶと、足長効果が期待できます。着膨れが気になる方は、タイトなシルエットのスカートにしてトップスにも同系色を選ぶことで、ナチュラルかつスマートな印象に仕上げることができるでしょう。
2-5.ニット靴下
もっとも取り入れやすいニットアイテムとして挙げられるのは、「靴下」です。普通に履くのはもちろん、普段の靴下やタイツの上から重ね履きするのもオススメです。あえてニット靴下を見せるようにすることで、柔らかな印象へと変えることができます。
3.まとめ
ニットは素材を指すのに対して、セーターはニットでできたトップスのことを指すので、セーターはニットと呼んでも良いでしょう。ニットカーディガンやニット靴下は取り入れやすいニットアイテムのひとつなので、ワンランク上のコーディネートを目指して取り入れてみましょう。
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